アイドルマスターシンデレラガールズの好きな曲 10曲について本気出して考えてみた。
いつでも同じ所にいきつくのさ。
すいません言うほど本気ではないかもしれない。
正直自分の思考をまとめるついでなので、プレゼンにもなりません。
が、シンデレラガールズを知らずにこのブログを見てしまった奇特な方がいたら、是非ともお耳を拝借。
公式であがっているものは試聴用音源貼りますので、どうぞよしなに。
アイドルマスター シンデレラガールズという作品。
作品やキャラクターに大いなる魅力はあれど、やはり語る上で外せないのは楽曲。
今では楽曲数は250曲近く。
個人的には、楽曲が好きでそこからキャラクターの魅力に触れて好きになっていく。
ということがひじょーーーーに多いです。
そしてその楽曲に携わるのは、今やDAOKOのバックDJも務め、バンドのサウンドプロデュース等にも携わるTaku Inoue、数多くのナムコ作品の音楽を手がけてきたAJURIKA(遠山明孝)や、ネットに多く触れてる方やアニメファンにはお馴染みであろうElements Garden、MONACA、IOSYSに所属する面々に加え、烏屋茶房、睦月周平((K)noW_NAME)、ヒゲドライバーなどなど…名前をあげていけばキリがない。
そしてバンドファンとしてはミト(クラムボン)、編曲だけの参加だが玉屋2060%(Wienners)の参加も見逃せない。名前みたとき二度見しましたね…。
そんな魅力的な楽曲製作者たちが作った曲の中から、自分の好きな曲を10曲しぼってみました。勿論、ここに書く意外にも好きな曲はあります。しかし曲数ほんと多いな…。
以下、自分のシンデレラガールズに触れたきっかけを書きますのですっとばしてください。
(隙自語)
きっかけは友人に誘われたグラブルをはじめる際「今ちょうどモバマスとコラボが始まって、モバマス進めると性能いいキャラもらえるからやれ。ついでにモバマス沼にも落ちろ。」と言われたことがきっかけでした。
確か初コラボのときだったので、2014年ぐらいでしょうか。え…そんな前…怖…。
もちろん「アイドルマスター」と「モバマス」自体は知ってたのですけど、大した知識も勿論なく。まぁそれで、はじめたわけです。
個人的に、ソシャゲとかでチュートリアル除いた初ガチャでひいたキャラに妙に愛着が沸くというのがありまして…モバマスで初めて引いたキャラが塩見周子でした。
ビジュアル、性格、口調、全てがドツボすぎてすぐに好きになりましたね…男女問わず、色素薄いビジュアルのキャラクターや、飄々とした感じのキャラクターに弱いんですけど、周子は両方兼ね備えている。その上知れば知るほどに俺だけを殺す兵器かよ!という気持ちになる。好き…。
余談ながらスターライトステージで初ガチャで出たSRはフレちゃんでした。この組み合わせは運命では?
そしてもう一人、楽曲については後ほど書きますが、ソロ曲を聴いて完全に脳髄ごと持ってかれたアイドルがこの人。
そう速水奏さんである。ちょっともういくらなんでも楽曲がまずよすぎるのに加え、コミュやらなにやらで知れば知るほど深みにはまっていく…。
今回はキャラについて書くのは控えるつもりなのでこの辺に。とりあえず上記二人が大好きです。
(隙自語ここまで)
ではここからは、自分の好きな10曲を。
1.Hotel Moonside
選んだ楽曲に順位をつけるつもりは毛頭ありませんが、個人的にこの曲だけは別格で好きすぎるのです…。初めに紹介するべき曲、一曲だけ選べと言われたらこの曲を選びますね。
他のソロ曲も、それぞれのアイドルをイメージして作られてるので、歌詞などが合ってる。というのは前提としてあるんですが…。
この「Hotel Moonside」という楽曲は、曲としての強度が高すぎる。
元々イノタク氏の作る曲はどれもフューチャーベースと呼ばれるEDMの1ジャンルが下地にあり、そこに色んな要素が乗ってることが多いです。
この曲はフューチャーベースに加えて、Davit Guettaや、kascadeのようなプログレッシブハウスのような方向性になっている。クールかつ、いやみにならない程度に派手さもあり、あまりにも楽曲のバランスが取れすぎてる…と思う。
歌詞も何処か現実味のない世界観ながら、選ばれる言葉は「速水奏」という存在にピッタリと当てはまるものばかり。
こんなん聴いたら落ちるでしょうよ…それでキャラクターの中身を知っていけばいくほど、この曲の強度は増していくのです。
2.バベル
Dimension-3(一ノ瀬志希(CV:藍原ことみ)、(二宮飛鳥(CV:青木志貴))
作詞・作曲:ミフメイ
※公式の試聴動画なし
ミフメイ氏が作詞作曲を手がけているこちら、EDMの中でもダブステップやハードコアテクノに寄ったゴリッゴリにもほどがある一曲。
くせのある藍原さんの歌声と、志希くんのどことなく中性的な歌声が抜群に合う。
楽曲名の通りバベルの塔と、それに因んだ宗教的な言葉が並べられる。
どことなく「終末」と「壊れた」世界感のある中、希望を探すような歌詞がまぁ2人に似合うんですねこれが。めっちゃめちゃかっこいいので是非聴いていただきたい。
3.美に入り彩を穿つ
羽衣小町(小早川紗枝(CV:立花理香)、塩見周子(CV:ルゥ ティン))
作詞:野口圭 作曲・編曲:渡部チェル
和風×ロックというオタクにとってのカツカレーのような組み合わせ。
基本、和風テイストをいれた楽曲というのはダサくなりがちなのですが………
ちなみに作詞の野口圭さんはバンド、SURFACEの作詞を手がける方です。(「さぁ」という曲で通じたあなたは同世代のオタク「さぁ」は椎名慶治作詞だった記憶)
流麗な言葉を乗せたメロディに、シンクロするギターと和楽器の組み合わせは御ン見事!の一言に尽きる。
アニソン×J-POP×歌謡曲といった成り立ちで耳なじみもいいのが特徴じゃないでしょうか。
4.Secret Daybreak
デア・アウローラ(速水奏(CV:飯田友子)、新田美波(CV:洲崎綾))
作詞・作曲・編曲:烏屋茶房
映画「スナイパーデスシャーク」の主題歌
聴いた時「聖歌かな?」
コミュを見た時「神話の成り立ちかな?」
ジャケを見た時「宗教画かな?」
感傷的な歌詞と、美しいピアノの音が特徴。初めて聴いた時あまりにも綺麗な曲でびっくりしましたね。
アコギ・ピアノ・ストリングス・ギターの輪郭がそれぞれハッキリしていて、2人の声と絡み合う感覚がなんともたまりません。ベースがまた気持ちいい曲ですね。
5.夏恋 -NATSU KOI-
塩見周子(CV:ルゥ ティン)、橘ありす(CV:佐藤亜美菜)、松永涼(CV:千菅春香)
作詞・作曲・編曲:AJURIKA
爽やかさともの悲しさが同居したメロディが特徴のトランスミュージック。
しっかりとした千菅さんの歌声から、ルゥティンさんと、佐藤さんと、段々と線が細くなってく三人の歌声のコントラストがはっきりした曲。
歌詞も…いいよね…そんな青春はなかった…。
6.O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!
miroir(久川凪(CV:立花日菜)、久川颯(CV:長江里加))
作詞・作曲:烏屋茶房 作曲・編曲:篠崎あやと
爽やかで軽快なメロディ。それを畳み掛けるようなリズム!本当に気持ちのいい楽曲。
何よりも歌詞!詳しく書くと長くなるので気になった方は見て欲しいのですが、とにかく言葉遊びが面白い!こういうのがちりばめられてると、気にしながら聴くのが楽しくなるんですよね。
時折入る2人の合いの手の、微妙にドライな感じがまた面白くて飽きない一曲です。
7.Radio Happy
大槻唯(CV:山下七海)
作詞・作曲・編曲:Taku Inoue
すまない、またイノタク氏の曲なんだ。
一曲目に貼った「Hotel Moonside」と対になっているような楽曲。意識したのかな?
軽すぎず、重すぎず、絶妙なバランスで隙のない楽曲。
とことん陽性を突き詰めたようなEDMだというのにまったくいやみがない。陰気を詰め込んだ筆者ですら明るくなれるような曲。
ホテムンのように、キャラクターそのものを詰め込んだような作りになっている。
レイジー・レイジー(一ノ瀬志希(CV:藍原ことみ)、宮本フレデリカ(CV:高野麻美))
作詞・作曲・編曲:Taku Inoue
申し訳ない、またイノタク氏の曲なんだ。
氏の持ち味であるフューチャーベースにおけるおしゃれさを、しきにゃんとフレちゃんの2人に乗せてぶちまけたバラード。
いや、なに…この…なに?一々選ばれる言葉のセンスが凄すぎる。楽曲として機能しすぎている上に、キャラクターへのイメージともしっかり合致する。
イノタク氏にはたまに恐怖すら覚える。
ブレス音や、イントロのレコード音のサンプリングなど、細かい演出がにくい。
9.さよならアンドロメダ
渋谷凛(CV:福原綾香)、森久保乃々(CV:高橋花林)、大和亜季(CV:村中知)
作詞・作曲・編曲:Taku Inoue
許してくれ!イノタクのファンなんだ!!
氏の得意とするドラムンベース~フューチャーベースの魅力が一番でている曲ではないだろうか。
どこまでも切なく哀愁ただよう歌詞と曲調。
まるで透き通った冬空をイメージしたような世界観が落ち着く曲。
(これ収録されてるの「秋」をイメージしたミニアルバムなんですけど、アンドロメダ座が見れるのは11月後半らしいからまぁ多少はね?)
10.Fascinate
VelvetRose(黒崎ちとせ(CV:佐倉薫)、白雪千夜(CV:関口理咲)
※公式試聴動画なし
新キャラ発表された当時から、ビジュアルも好きだし、キャラも好きだなぁ。なんて思ってたのですが曲聴いてもうダメでした。この曲はやばすぎる。
ダーク・ファンタジー調の世界観とゴシック・メタル的なサウンド作り。
そして主従の裏から見える共依存とも取れるような言葉の数々がまた耽美な作りとなっていて…耽美系のV系も好きな自分としては本当にたまらない作りになってるんです。
歌詞カードをこれでもかと読みながら頭かきむしりながら考察を繰り返してます。
あんまキャラのこと書かないと書いておいてなんですが、この2人の特異な関係性は是非ともイベントコミュを見て欲しいなって…思うんですよね…。
最後の最後が試聴動画なしとなんとも締まらない感じになってしまいましたが、最初と最後に紹介するのだけは順番決めてたのでご愛嬌。
あと、アニソン・ゲーソン周りにおけるフューチャーベースの扱いに関して解説してる方のnoteを見つけたので、EDMに興味ある方はこちらも是非。ためになるしすげー面白いです。
最後になりましたが、ボイス総選挙は皆様誰に投票してるのでしょうか。
声がつけばまた魅力のある楽曲が生まれる。それが楽しみでなりません。
個人的に声のついて欲しいキャラがいっぱいいるので悩んでますね…マキノさん、のあさん、伊吹ちゃん、るーみん、あいさん…うーん…。。